■5月3日(土)くもり
いよいよGW後半突入。2日前にやっと行き先を尾瀬に決め、大急ぎで準備をする。
ただ一気に名古屋から尾瀬までを行くのはツライので、まずは途中にある「四阿山」に登ることにした。がんばるぞー。
「しあやま?」
と、旦那さんに言われたが、立派な百名山で「あずまやさん」と呼ぶらしい。
「聞いたことないなー」
と多少懸念をされたが、百名山は踏んでおくべきだろうと、四阿山目指して午前2時出発。
岡谷から和田峠を越えて、菅平へ。私の運転はすこぶる快調、ここまでは。
最後のツメに差し掛かると・・・あれれ?
「山が見えているのに、登山口がわからない~~」
菅平をぐるぐる回りながらようやく菅平牧場に到着。自力ナビはツライよ・・。
入口ではおじさんがいて、入山料一人200円を払う。
駐車場には20台くらいの車が停まっていて、登山者が次々登っていく。

中には黒塗り高級ベンツに若いお姉ちゃんが乗っていて、彼女らが四阿山目指して登っていったのにはびっくりした。ここはセレブ御用達の山なのか?ワクワクする~。
■菅平牧場~四阿山山頂(約3時間)
天気はあいにくの曇。北アルプスも見え隠れ・・・。イマイチのテンションだが、四阿山の登山道を登っていく。今回は四阿山から隣の根子岳をまわる縦走の予定。

ガイドブックには『花がきれい』と書かれてあるが、花なんて一輪も咲いていない。
あれ。早まったかしら。(-_-;)
途中からは雪がけっこう残っていた。でも、シャーベット状だったので、アイゼンをつけなくても十分登れ、尾根道をガシガシあがっていく。
↓途中から雪はどっかり
↓長いよ~
↓ピークどこだー?
距離が長いせいかピークがイマイチ見えず、延々とこの登山道は続くような気がして気分が滅入りそうになったが、なんとか根子岳との分岐点に到着。あとは15分ほど最後をツメると山頂だ。
↓後少しがツライ~
けっこう急な雪の尾根をぜーぜー言いながら登ると小さな祠があった。

雲もたくさん出ていて、眺望はさっぱり。地味目なピークだが、後半戦第1号登頂おめでとう!
根子岳との分岐点まで戻り、昼ごはんを食べた。
■根子岳分岐~根子岳山頂(約1時間)
ここからは根子岳との鞍部まで一気に急坂を下りる。雪が深いので、飛ぶように下りることができ、かなり楽チンだった。ただ、すれ違った上りのおじさんはシャツが汗でびっしょり。確かにこの坂を登るのはツライかも。根子岳から四阿山をまわるルートは修行コースだな。
鞍部に下りると、今度は根子岳へののぼりが始まるのだが・・・ん?なんだか見たことある光景。
↓こ・・これは・・・
「甲斐駒だ!駒津峰から見た双児山じゃない?」
「いやいや、西鎌尾根の樅沢岳だ!槍から双六にかけて。」
どちらも思い出すのは、つらーい登りの記憶。あの登り返しの再来か~??
辛さを紛らわすために「ネコ踏んじゃった~♪」なんて歌いながら根子岳山頂を目指す。
ニャーニャー=^_^=
↓振り返って四阿山
↓ちょっと悪路
途中、雪のため足場の悪い箇所を通り抜けると、無事根子岳山頂に到着。

頂上の鐘を鳴らして、安全登山を祈願。そんなに思ったより辛くなかった。
あとは下りるだけ!!
■根子岳山頂~菅平牧場(約1時間10分)
ここからは一気に牧場に下りる。
最後までとうとう花は咲いてなかったが、ちょこっと北アルプスは見ることができた。
明日は晴れるかな?
↓わかりにくいけどちょっと北アルプス見えたんです。
牧場の駐車場を歩いていると、話しかけられた観光客のおじさんに
「BE-PALのモデルさんみたいですねえ」とお世辞を言われいい気になったのだが、
「何知らない人におだてられていい気になってるの?」と旦那さんに馬鹿にされる。
いいじゃないかあ~~(-_-;)、たまには褒められたって。
百名山にしてはちょ~っと地味目だったけど、登り応えのある山だった。もっと季節がいいとお花も楽しめるのでは~。根子岳は花の百名山らしいから。
さて、いよいよ次の日は尾瀬へ。尾瀬目指して移動だ~!!
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